髪の毛はなぜ傷む?

意外とたくさんある環境的な要因
わたしたちの身の回りの環境は、実は傷みの原因となるものがたくさんあります。
例えば、紫外線がその一つです。
紫外線は、肌に良くないものとして広く認知されており、特に夏には多くの方が日焼け止めを塗って対策をしていると思います。
なんと、紫外線は髪の毛にもダメージを与えているのです。
紫外線をたくさん浴びると、髪の毛は乾燥したり強度が低下したりしてしまいます。
同じように、大気汚染もこういった傷みの原因になります。
排気ガスがでる自動車などが絶えず走る街にいる方は特に、その影響を受けやすいと考えられます。
また、プールや海などにいくと髪の毛がギシギシとして指通りが悪いと感じることがあると思います。
これも、プールの水に含まれる塩素や海水の成分によってキューティクルが刺激され、傷んでしまうのです。
気がついていないかもしれない人工的な要因
環境的な要因に対して、人工的な要因もあります。
パーマやヘアカラーが、傷む原因であることはご存知の方も多いと思います。
髪の毛の主成分はたんぱく質です。
このたんぱく質が、パーマやヘアカラーの薬剤でダメージを受けてしまいます。
すると、髪の毛が変形してしまいチリチリとした状態になってしまうのです。
また、間違ったヘアケアも傷みの原因になります。
髪の毛をつやつやにしようとトリートメントをたくさんつけてはいませんか?
どんなに良い有効成分が入っているヘアケア商品でも、過剰につけてしまっては逆に髪の毛を傷めてしまいます。
そして、忘れてはいけないのがストレスという原因です。
日頃、緊張したり忙しかったりすると、ストレスを感じますよね。
身体的または精神的なストレスを感じると、髪の毛の毛穴はぎゅっと縮まります。
このような状態が続くと、栄養分が髪にいかなくなり、ハリのない髪の毛になってしまいます。